2023-05-21
週刊 Astro 20
Astro 2.5
Astro 2.5 がリリースされました:
Astro 2.5 | Astro
Data collections • Hybrid rendering • Custom client directives • HTML minification • Parallelized rendering • Polymorphic type helper • More!
astro.build
主な変更点は以下の通りです:
- JSON と YAML が Content collections におけるデータフォーマットとして新たにサポートされるようになりました。また、
reference()
関数を通じて他のデータへのリファレンスをdefineCollection
において指定できるようになりました。 - Astro 2.0 において SSR モードにおいて一部のページを prerender する hybrid rendering が導入されましたが、その逆に静的モードにおいて一部のページを SSR することができるようになりました。そのためには astro.config.mjs において
output: "hybrid"
を指定し、SSR したいページにおいてexport const prerender = false
を指定します。 - たとえば
client:click
など、独自のclient:
ディレクティブを定義できるようになりました。こちらはまだ実験的な機能です。 - Astro コンポーネントが生成する HTML をミニファイする機能がサポートされるようになりました。この機能を有効化するためには astro.config.mjs において
compressHTML: true
を指定します。 - 同じ階層のコンポーネントを並列にレンダリングするパフォーマンス上の改善がおこなわれました。これにより、データをロードするようなコンポーネントが他のコンポーネントのレンダリングをブロックしなくなります。
- Polymorphic 型が追加されました。これにより、たとえば
<Link>
コンポーネントのようなコンポーネントにおいてas
プロパティを指定することで、そのコンポーネントがレンダリングする HTML タグとして<a>
と<button>
のいずれも指定できるようになり、かつその際に型の恩恵も受けられるようになります。
詳細についてはリリースノートも参照してください:
Release [email protected] · withastro/astro · GitHub
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