週刊 Astro 11
Astro 2.0
Astro 2.0 がリリースされました!以下のブログにて概略が紹介されています:
見出しのみ抜粋すると以下のようになります:
- Content Collections
- Hybrid Rendering
- Redesigned Error Overlays
- Improved Dev Server (HMR)
- Hot Module Reloading (HMR) を中心とした継続的な改善がおこなわれたようです
- Vite 4.0
- Astro 内部で使用されている Vite のバージョンが最新の Vite 4.0 へと更新されました
- A New Public Roadmap
なお、このサイトも Astro 2.0 にアップグレード済みとなります (Content Collections は対応させましたが、今のところ Hybrid Rendering にはせず全ページ Static Generation しています)。
Introducing Content Collections
Ben Holmes による Content Collections についての解説記事が公開されました:
Content Collections により、Zod を用いて Markdown の frontmatter を型安全に扱うことができるようになりました。また、改良された Error Overlay により、エラーの原因を素早く特定することができるようになりました。
Unlock New Possibilities with Hybrid Rendering
Nate Moore による Hybrid Rendering (以前は Prerender API と呼ばれていました) についての解説記事が公開されました:
以前は Static Generation か Server-side Rendering の二者択一でしかサイトのレンダリング方式を選択することができませんでしたが、Hybrid Rendering により、両方のレンダリング方式をハイブリッドに組み合わせて使用することができるようになりました。
上の記事では、Hybrid Rendering のユースケースが具体的に説明されています:
- 小/中規模の e コマースサイトにおいて、ホームページを静的に生成してパフォーマンスを確保し、商品ページを SSR して在庫状況などを更新する
- 静的に生成されたサイトに、API を追加する
- 大規模なサイトにおいて、一部のページを SSR することで、ビルド時間の短縮を図る
また、上の記事では Astro のビルドプロセスが図とともに説明されており、内部のアーキテクチャを知るためにも興味深い内容となっています。
Astro Community Awards 2022
Astro Contributor Awards 2022 の受賞者が発表されました:
驚いたことに私 (shf0811) も選出されていました。ドキュメントへの貢献が認めてもらえたようで、とても嬉しいです (そして名前を挙げてくださった方、ありがとうございました!)。
HoustonAI
HoustonAI という、Astro に関する質問を対話的に回答してくれる実験的なサービスが公開されました:
次のような UI となります:
ソースコードは以下で公開されています:
Public Roadmap
新しいパブリックロードマップが公開されました:
これまでの withastro/rfcs は、以後 withastro/roadmap として管理されていくようです。
What’s new in Astro 2
Fred K. Schott による Astro 2.0 についての解説が Changelog.com において公開されました:
Astro 2.0 Launch Event ft. Cassidy Williams!
Cassidy Williams、Fred K. Schott、Nate Moore、Ben Holmes、Matthew Phillips などによる、Astro 2.0 の発表イベントが Twitter Spaces にて公開されました:
https://twitter.com/i/spaces/1BRJjZRVWzvJw
What’s new in Astro 2.0? - Open Source Friday
Nate Moore による Astro 2.0 についての解説が公開されました。対談相手は GitHub の Developer Advocate である Rizèl Scarlett です:
We integrated with WHO?? (hottest framework of 2023)
フルスタックのサーバレスアプリケーションを AWS へとデプロイするためのツール SST が Astro に対応しました:
SST に関する Astro のドキュメントも追加されています:
その他
- What’s New in Astro 2.0?
- Typesafe Markdown With Astro Content Collections
- Astro 2.0 👨🚀🚀 Content Collections API Deep Dive
- Astro 2.0 is Revolutionary! Again!